こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
先日提出した傷病手当金の申請書が返戻されてきました。
訂正箇所に被保険者(労働者本人)の訂正印がないとのこと。
協会けんぽは、社会保険労務士の代行印を軽視するか?
すぐさま電話しました。
「本人が間違った箇所を私が訂正したのだから、そりゃ訂正印なんかないよ!」
「いちいちそんなの貰っていたら、私の代行印の価値はゼロじゃない?」
でも、だれでも訂正できる個所じゃないので・・・
あなたの立場も分かります。 そう言うしかないんですよね。
でも、今回は本人が書いた内容では、本人に不利になるから、私が訂正して本人が得るべく利益を守ろうとしている訳です。
そんなときまでそこにこだわる?
また、「だれでも」 って、私は正式に会社と契約している社会保険労務士で、代行印も押している。
それに、訂正印はないけど、書類には本人の印鑑、事業主の印鑑、医師の印鑑もある。
建前としては、確かに本人が記入する箇所ですが、本人が正確に書けないから私が代わりに書類を書いているのです。
協会けんぽは、本人に受給権があるのに享受できないことが明らかな場合、本人が享受したくないと意思表示をしていると解釈しているのでしょうか?
本人が貰いたくない保険給付を、私が無理やり受給させているとでも言うのでしょうか?
そういう立場なんだよね?
私も、年金相談センターで行政協力していたことがありました。
相談に来られる方の中には 「本当に役所仕事だ!!」 と初めから怒りを持ってこられる方もいて、私は、「役所なんだから当たり前」 と思っていました。
例外を認める権限など現場にはないのです。
今回私がいろいろ申しましたが、担当者もそう思ったに違いありません。
でも、社会保険労務士をもう少し信頼したらどうですか?