こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
少し前に、庄内支部のマイナンバー研修を受けてきました。
我々の業務にかなり大きなインパクトを与える制度ですが、具体的に事務所としてどう対応すべきか悩んでいます。
セキュリティ最優先
まずは、マイナンバーを扱うに当たって必要なのは厳重なセキュリティです。
当事務所はたくさんのスタッフが情報を共有している訳ではないので、まずは書類管理、オンライン管理だと思います。 管理しなければならない情報量だけでいえば、義務の猶予されるような小さなレベルとはなりません。
これまでは書類をファイルに綴じて鞄で持ち運んでいましたが、もうそういう時代でもなさそうです。
物理的なリスクを排除するにはデジタル化が有効です。
マイナンバーを契機に、本格的なデジタル・モバイル時代に急速になっていくでしょう。
この流れには逆らうことはできないと思います。
いい加減、電子申請しなければ!
書類を印刷し、郵送で手続きし書類を保管する従来のスタイルは、やはり物理的リスクがあるため、電子申請は必須でしょう。
労働社会保険諸法令に関する電子申請件数は、わずか数パーセントしかないと聞きます。
多くの件数をこなさなければならない社会保険労務士事務所ではかなり普及しているようですが、一般の事業所ではまだ普及が進んでいないからでしょう。
労働保険事務組合なども、まだまだこれからといったところでないでしょうか。
マイナンバーについては、正直まだよく分かりません。
とりあえず、重要なのは事務所の厳重なセキュリティ体制構築とそのための電子申請だと思います。
社会保険労務士には高齢者の先生方も多いと思いますが・・・ 大丈夫なのでしょうか?
コストを覚悟しています!
上記を実現するために、当事務所ではある程度のコストを覚悟しています。
現在は問題なく動いているパソコンですが、せっかく新制度に対応するのであれば、より長く安定した環境にするために情報端末は新しいモデルが望ましいと思います。
ネット環境も、一般的なネット環境だけのウィルス対策ソフトよりも、モバイルの記憶装置接続などにも対応した、より全方位的な対策が必要だと思います。
書類は印刷よりもデジタルな保存方法にしなければなりません。 安定してかつ大容量も必要です。
あとは、地理的には雷対策も・・・。
当然コストは掛かります。 でも業務上不可欠な必要経費と考えています。
先日、専門の業者の方に来て頂き、ご提案を依頼しています。