こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
たまに、ふと思うのですが、パソコンのない時代の会社や役所の事務仕事ってどうやっていたんだろう? ということ。
私が社会人になったときはすでにウィンドウズが普及していたので、仕事でパソコンを使うのは当たり前の時代になっていました。
多分、それ以前に仕事で普通にパソコンを使えるのは一部の人だけだったであろうと思います。
高校生の頃、工業高校の友人がNECのパソコン(PC-98何とかと言っていたような?)で何かをしているのを見て、すごい! と思っていました。
電子申請が当たり前の時代に
先ほど職安に行ってきたのですが、職員の方がこういう会話をしていました。
「電子申請で頂いた内容について・・・」
もはや、事業所が職安に申請する方法として電子申請が当たり前になっているということです。
税務署の申請などはもっと進んでいると聞きます。
もちろん、申請者側にパソコンが使えなければできないことです。
スマホでもできるのか? 分かりませんが、世間のデジタル化はどこまで進んでいるのか?
給与明細を手書きしている事業所もある
しかし一方で、給与計算にパソコンを使用せず電卓を使い、書類はすべて手書きという事業所も実際に存在します。
ひょっとしたら、電卓どころかソロバンでやっている事業所もあるかもしれません。
計算自体はできても、データとして保存・加工できないので、年末調整や労働保険の年度更新はさぞ手間が掛かるだろうなと推測しています。
それとも、感覚的に大きく間違えることも無いのでそれで都合良かった・・・?
確かに、変えないメリットもあると思いますが、その都度同じ手間があるでしょう。
それで利益を生むのであればいいのですが・・・。
私も急速なデジタル化にはついていけません
一応、私の仕事はほとんどパソコンを使います。 パソコンでデータや履歴が残らない書類作成や申請はしません。
必ず再生できる記録を残すためです。
電子メールは便利です。
給与のデータなどは、エクセルにデータ化して送ってもらい、こちらで必要な形式に変換してシステムに読み込みします。
多分、当たり前なのでしょうが、私は数年前からこれが出来るようになり、すごく楽になりました。
それまでは、年度更新や算定の際に何百人分というデータを手で入力していたのですから。
電子申請はやったことがありません。
でも、できるようになればこのようなインパクトがあるのでしょう。
日々、目の前の仕事を処理していかなければならない昨今ですが、そろそろ世間並みにスタイルを変えなければ!