こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
この時期、旬を迎えるのが労使協定。
年度替わりを36協定や1年変形の労使協定の起算日にしている会社が多いです。
ですので、この業務を行っていると、東日本大震災をどうしても思い出します。
あのとき、36協定を作成していました。
突然、携帯電話がぶいーんぶいーんとなって驚きました。
しかし、書類作成の途中なので保存するまで動けません。
急いでデータ保存して、システムを終了し、電源を落とそうとしたとき、あまりに大きな揺れで屋根に雪の積もったカーポートがぐらんぐらん動いているのを見て、思わず外に出ました。
カーポートが倒れて下にある新車が潰れては大変だ!
当時新車だったのです。
大急ぎで車を前進させ、屋根の下から出しました。
車から出たら、その車が前後に揺れています。
私もふらついています。
揺れが収まり、事務所に戻ると停電。
データ保存していないのに・・・。
その後、そんな私のことなど、どうでもいいくらいの大惨事が各地で起こりました。
報道を見て、毎朝毎朝、被災地の寒さを思っていました。
避難場所が学校の校舎と聞きます。どんなに冷たく寒いでしょうか。
その年に保育園に入園した我が子の入園式でも、被災地ではそれどころでないだろう。
そんなことが頭を離れません。
被災していない酒田市内でも物不足、ガソリン不足はありました。
ガソリンスタンドに現れる車の長蛇の列。
これを見て以降、私はなるべく車に乗らないようになりました。
電子申請の効果もあり、今はもう、ほとんど車で移動をすることが無くなりました。
そのきっかけは東日本大震災です。
労使協定業務は、その当時のことを思い出させるのです。