代休が溜まって 溜まって・・・なんてあり得ません

2014年5月1日

こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。

 

経営者の方が結構口にすることですが、従業員が自主的に休日出勤するときは代休を取るよう言っていますが、これがいつまでも取れない場合はどうすればいいのかと。

実は、こんなことはあり得ないのです。

 

賃金締め日を超える代休は取る必要なし

前提として、代休は振休と違います。

法律はなぜ2つを別けているかを考えなければなりません。

詳しいことはここでは申しませんが、代休は休日出勤の事後処理としてその月の労働時間を調整するために取得させます。

 

代休は労働者の権利ではない

休日出勤させる権利は、36協定と就業規則によって会社にはあります。

しかし、その代わりの休暇を取得する権利は労働者にはありません。

なぜなら、代休を取っても取らなくても会社は割増賃金を払うからです。

ですから、休日出勤してその対価を計算したたうえで、その代わりの休暇の分と相殺するかどうかは会社が決定することです。

休日労働手当の一日分と欠勤控除の一日分を相殺するかどうかといった問題です。

 

労働基準法24条は賃金の全額払いを定めていますので、賃金締め日までに代休の取得がない休日労働は、会社が給与計算で割増賃金を付加した休日出勤手当を支払い済みのはずです。

とすると、次の賃金締め日までの労働と一部相殺するかどうか、これは会社が自由に決めればいいことになります。

 

単に労基法の法則に当てはめると・・・

休日出勤は、各賃金締め日ごとに金銭で清算済みのはずです。

よって、清算済みの労働は、その後の欠勤と相殺するかどうかは自由なので、代休権は締め日で一旦消滅します。

代休が溜まって、などという考え方は、この清算をしていない前提で考えています。

賃金支払いの原点を掴んでいないので、そういう発想になるのです。

 

 

 

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