こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
昨日から今日に掛けて、すべて無駄な努力に終わるかも知れない作業をしていました。
事業所の社会保険新規適用と同時に資格取得と扶養追加されるのが100人近くあるという電子申請データの作成です。こんなのは経験ありません。
新規適用といえば、通常は、個人事業から法人成した事業所であっても、資格取得人数はせいぜい数名です。だから、電子申請でエラーが出たとしてもすぐにやり直しができます。
ところが今回は違います。法人から法人の被保険者の移動です。ですからその規模は元の法人の被保険者全ての資格喪失と新規法人の資格取得となり、とても大量の処理となる訳です。しかも、大量の扶養追加手続きも付随します。配偶者や親の扶養追加はその収入や年金であればその証明の添付が必要です。
それに加え、新規の法人に記号番号はまだありません。ですから、そこが空欄なために取得届がエラーで受け付けられないとすると、やり直しがまた大量に発生する訳です。これは悪夢です。
ダミーの記号番号を入力すれば良いなどとも後から聞きましたが、私は経験上、空欄でもエラーは出なかったと思い、今回もそうします。でも、結構前の経験です。現在は分かりません。
では、そうならないことを確認してからすればよいのではないかと思うところですが、それでは時間が掛かり過ぎるのです。タイミングが労働保険年度更新の受付が開始する6月と重なるので、今できることは、悪夢を覚悟して、それでもやって置かないといけないのです。もう作成してしまったので過去の経験を信じます。
民間保険と違い、保険期間の事前から契約することができません。事実発生に伴う申請になるのですが、それから準備では、この規模となると遅いのです。6月にやろうとすれば徹夜です。
昔は申請書類を窓口に持って行って、不備があれば意図を説明して修正できました。今は不備があればコンピューターにはじかれます。何時間もかけて作成したデータがそんなことにならないように祈るばかりです。