兼業農家の社会保険未加入者は多いのでは?

2015年5月19日

こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。

 

詳しくは分かりませんんが、近隣に農村部を有する会社では農家を本業とする労働者が多く働いていると思います。

これがいわゆる 「兼業農家」 という職業なのでしょうか?

 

建設業に多いか?

サラリーマンと農家という二足のわらじを履く人たちだからこそ、会社が労務管理を怠ると社会保険未加入問題に発展する恐れがあります。

そもそも、会社自体の未加入が指摘されていることもあり、この問題は特に季節雇用が定着している建設業などに多いと思われます。

農業の繁忙期以外を建設現場で働く兼業農家の方は、雇用側からすると日雇いに近い便利な存在です。

そして、建設現場の仕事も恒常性がなく、天候等に左右され、その日、その週、その月で業務量が予測しにくいという特殊な事情があります。

ほとんどの建設業で一年変形を採用しているようですが、個人的には、一年変形に不向きな業界ではないかと思っています。

 

半年はフルタイム

このような事情から、兼業農家といっても、ほとんどどっちが本業でどっちが兼業なのか分からない状況も生まれています。

昔と違い今の農家は農業機械による効率化で、時間に余裕が出来たのでしょうか? なぜ、そういう労働者がいるのか?

もともとは時間に縛られず、自営業として生計を立てていたのでしょうから、所定労働時間とか、所定休日とかいう感覚が薄いと思われるところ、そのことは会社側にとっても好都合といえます。

季節雇用という期間を定めた雇用であるにもかかわらず、それをハッキリ明記した契約書などはなく、何となく季節ごとくらいに働きに来る。

所定労働日や休日も掴みどころなく現場が動く日、動かない日などの都合や天候の影響によってその日、その週、その月の現場の都合と本人の都合が優先され、結果的に社会保険加入要件を超えてしまっている例が、私はたくさん存在するのではないかと思っています。

さらに正社員と変わらず働いていても、本業ではないとして別枠扱いしているケースも見受けられます。

週所定労働時間が正社員の四分の三以上であれば加入義務があることを知っていても保険料の本人負担を嫌い、会社に対して社会保険に加入したくないと身勝手な条件を付けている労働者は多いものと思います。

そして、雇用側もそれで良しではないことを薄々感じながらも、保険料負担をしたくないという動機も重なって、それに応じてしまうのです。

 

その現状、ヤバいですよ!!!

昔はそうでもなかったと思いますが、今は 「知らなかった!」 は通用しません。

地域住民のニーズに適った働き方を提供しているとの面も確かにあると思います。

年の半分しか雇用しないのに、なぜ社会保険料の負担が必要なのか?

会社側だけが責められるのは納得できん!

その主張をしてみることは構いませんが、日本の社会保険は加入要件に該当すれば、会社や本人の都合や希望、その他の事情に関係なく強制加入です。

だから、「労務管理」 とりわけ時間と賃金の管理が必要なのです。

今の年金事務所は甘くはありませんよ!

 

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