こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
あまり知られていないようですが、社会保険労務士は雇用保険の資格取得手続きを行う際、ハローワークの窓口にご本人の履歴書を添付します。
本人から前職での雇用保険被保険者証の添付があればいいのですが、そうでない場合の方が多いと思います。 そんなときは名前、生年月日のほか、職歴からも被保険者としての本人確認をします。
雇用保険被保険者番号で記録は通算している
全国規模でみれば、同姓同名で同じ生年月日の人もいますのでその場合、どの記録に通算すれば良いか分かりません。 そのため履歴書記載の職歴でも本人確認をするのです。
勤務先が変わっても、給付を受けていない場合は、次の勤務先でも被保険者期間は通算され、受給資格を満たす、または有利にすることができるようにです。
短期で離職した場合、履歴書にないことが多い
労働者本人とすれば、短期で離職したことなど履歴書に書きたくないでしょう。
そもそも面接でも言ったないし・・・
例えば、新卒で就職した後、嫌になって退職してまた別の会社に就職したけど、また嫌になって・・・ これが事実でも、こんなことは言いたくないし書きたくない。
でも、雇用保険の加入記録で出てくるのです。
社会保険労務士は知っていても、事業主の方に言うことはありませんが、結構そういうことは多いです。