昔は、出勤簿のない会社が本当にあった

2018年2月6日

こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。

先日のことですが、労働基準監督署の調査に立ち会ってきました。事前に会社の資料を見ていましたので、指摘事項はほぼ把握したうえでの対応です。

まず間違いないのが、平成13年だったか14年だったか?そこらに出てきた労働行政におけるヨンロク通達(4月6日付けの通達だから。)と呼ばれるものに対応していないことへの指摘でした。これはまだ小規模な企業では存在する問題点かと驚きでした。

この通達は要するに、労働者の始業や終業時刻の把握や記録の義務を経営者側のものとし、その方法等を具体的に定めるものです。当たり前ですね、労働時間の記録を見て給与計算する訳ですから。

さらに当然ですが、それによって把握された時間外労働(残業)や法定休日労働(休日出勤)があれば、法定の割増付きでその対価を支払う義務も負う訳です。

ところが、ハンコだけの出勤簿は、現在未だに販売されているようです。出勤の記録にはなるかも知れませんが、労働時間は分かりませんよね。ヨンロク通達が順守できない出勤簿が市販されていることにも驚きです。出勤さえしていればそれで良く、労働時間の把握や記録はもちろん、ほかは管理も記録もしない。完全に労働者との個々の信頼関係だけで成り立つ経営。

その代わりに、時間外労働もあったかどうかもどうでも良い。労働者の家族を含め、そこまでの信頼関係を築き成り立つ方が稀ではないだろうか・・・。

それじゃダメだろ、と思いましたが、実は私も新卒で一般企業に勤務したことがあります。

思えば、その企業でもそうでした。地元の小さな会社ではないです。子会社ではありましたが、世界規模のグループ企業でした。

当日の調査の際は若い担当官でしたが、そういう時代は理解できないでしょうね。

半面、確かにそういう時代が存在したのだと、つくづく思いました。かなり前ですが、そこでは1年変形を採用していたのですが、タイムカードや出勤簿による時間記録のほか、そこでは出勤簿自体が存在していませんでしたから。

 

 

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