月給なのに、欠勤控除はおかしい・・・?

2014年9月29日

こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。

 

たまに受けるのが、「月給者の給与は欠勤があってもその分差し引くのはおかしいのではないか? 欠勤しても月額を保証するのが 【月給】 ではないのか?」 というご相談。

 

月給とは、毎月増減する労働時間に対応するもの

労働基準法では、賃金は労働時間に応じて支払うことを前提にしています。

月によって歴日数も変わるし、これに伴い所定労働時間も変わることを考慮して、計算の便宜上、ひと月当たりの賃金を固定する制度といえます。

ですから、月給額をその月の実労働時間で割ってみて、最低賃金以上であれば違法ではありません。

考え方の基本は月給であっても時給と同じです。

 

提供のない労働力に対価を支払うことではない

月給者であっても、欠勤などでその提供がなされなかった部分にも対価を支払うことは労基法的には例外です。

労基法がそこまで求めているということはありません。 あくまで受け取った労働力に対価を支払うことを求めています。

 

特約などで約束していないか?

欠勤控除しないとすることは 「ノーワーク・ノーペイ」 を原則とする労働基準法では求めていませんので、これの除外条項として雇用契約や就業規則などで特にその旨定めていない限り必要ありません。

ですから、月給なのに、欠勤控除はおかしい、などということはありません。

 

年次有給休暇は何のためか?

年次有給休暇や傷病手当金、休業補償給付、育児や介護休業給付、そんな制度は欠勤控除をする前提だからあるのでは?

労働者の都合で労働力の提供ができず、その対価が受けられないからその補償を必要とする訳で、月給だから欠勤控除はなしという前提では、そもそもありません。

 

賃金とは、労働の対価として支払うもの

この考え方のうえでは、「月給なのに、欠勤控除はおかしい」 と言われても「それは違う」 と納得してもらえるのではないでしょうか。

 

 

 

↓酒田・鶴岡・庄内のブログはこちらからも↓

にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 鶴岡情報へ にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 酒田情報へ にほんブログ村 地域生活(街) 東北ブログ 庄内情報へ
鶴岡情報酒田情報庄内情報

コメントを送る

あおば労務管理事務所へのお問い合わせはこちら

OLYMPUS DIGITAL CAMERA人事労務管理になんとなく不安…そんなとき、迷わずご相談下さい!

お電話・お問い合わせフォームにて、ご相談を承ります。

お気軽にお問い合わせ下さい。

フリーダイヤル 0120-31-9928

表記しておりますフリーダイヤルは【山形県内のお客様のみ】の
ご利用(携帯も除外)とさせていただきます。

TEL 0234-31-9928

県外・携帯電話からのお問い合わせはこちらへお願いいたします

お問い合わせフォームはこちら