こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
先日、サラリーマンの友人と飲みに行ったとき、その友人が少々酔ってこんなことを言っていました。
社労士は労働者の味方なんだろ?
ストレートな質問だけに、答えに詰まります。
正直に答えると、クライアントの味方となるでしょう。
何のために勉強して資格を取ったんだ!
サラリーマンの方からすると、我々はそう思われるのでしょうか。
こちらも商売なんだよ、と答えると上記のように言われ説教されました。
このときに、その友人が社会保険労務士は単なる商売じゃないんだ! と言いながらスマホで社会保険労務士のキーワードで何か検索していました。
ちょうどお刺身が運ばれて来たところだったので検索結果は見ていませんが、後日どんなことが出てくるのか興味本位で私も見てみました。
社労士は儲からない
検索すると、このようなことが書かれたページが多数ありました。
単なる商売じゃないって、このことか?
税理士に比べてとか、行政書士に比べてとか比較しているサイトもありましたが、何の意味があるか理解できません。
儲かるから資格を取るなら、そりゃ儲かる資格を取ればいい訳ですが、自分にとってその職業人生が楽しいと思えるかは別だと思います。
ちなみに、私は絶対に医師や看護師にはなれません。 刃物や針が怖いので。
また、社労士は確かに儲からないと私自身思うのですが、サイトに書いてあるほどではありません。
私は、少なくともサラリーマンよりは儲かりますし楽しいです。
私は少なくとも地方の平均的な中小企業の役員さんと変わらない収入は期待できると思います。
当然支出もサラリーマンとは比べ物になりませんが、普通の小売業などの事業を経営することに比べれば無いようなものです。
儲からないことを宣伝して、新規参入者を抑えたいのか?
そんなことさえ感じます。
普通に商売として成り立つのですから、本当のことを伝えればいいのにと思います。
確かに、普通に儲かる! と新参者が増えすぎる事態は避けたいと思いますが・・・。
社会保険労務士でない方の意見であれば、そういうことは関係ないはずですが、何のためにそういう宣伝をしたいのでしょうか。