経営者の方も自身の年金のことはもう少し知っておくべきでは?

2017年10月17日

こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。

酒田周辺の社長さんといえば、年金受給権があることが多い世代でもあります。しかし、現在の役員報酬から、その年金額が調整され、全額停止になっているケースも多くあるはずです。

そんなケースの場合、65歳まで受給を我慢すれば、そうしないよりは受け取れる時には受給額が増えると思っていることも多いと思います。今もらう必要のない年金だから、プールして置けば増えると。

たまに聞かれるのが、「年金はいつからもらうのが得でしょうか?」 という質問。これも同様に、そのような感覚で捉えておられるものと思われます。

しかし、考えてみれば年金制度は国家の社会保障制度です。金融商品ではありません。

現在の仕組みでは、報酬が多い人には報酬比例部分の老齢厚生年金は一生支給されないことがあります。繰り下げ手続きをしてもそうです。

確かに、昔は70歳まで我慢すれば、あとは報酬に関わらず年金は全額支給されました。サラリーマンであれば退職後の雇用保険の受給も併給できました。

今は違います。

70歳以上の方は厚生年金の保険料負担は無くなり、それに伴う老齢厚生年金受給額の積み上げもなくなります。しかし、定期的に報酬を報告しなければならないため、それによる老齢厚生年金受給額の調整は一生続きます。

若い頃これまで保険料をどんなに納付していても、高齢となってもそれなりの報酬がある間は、それに見合っただけの受給額は計算されません。特に、複数の法人の代表であり各々から報酬を受けている方の場合は複雑です。

社会保険労務士としては定期的な手続きである、算定基礎届の定時決定や月額変更手続きによる随時改定が年金の計算の基礎ともなります。役員賞与があれば当然加味されます。

役員報酬減額による手続きをしたとしても、それを受けての年金受給額決定には数カ月掛かり、実際の振り込みを期待するには半年は掛かります。

役員報酬をいつからどうするのかを考える場合、これを前提にしないと思わぬことがあるかも知れません。

 

 

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