これは、毎日毎日他人の履歴書を見て思うのですが、前職の会社をなぜこの人は辞めたのか?といこと。
特に、50台半ばを過ぎて子供は就職しており、親と同居かつ妻も共働きの男性。もしくは独身の男性。前職では20年や30年以上の勤続があるのに、定年目前にしてなぜ辞めたのか?
それと、特に農村部に多いのですが、親と子供と配偶者と、とにかく扶養家族が多い。社会保険の扶養追加手続きだけで、配偶者の所得証明や親の年金振込通知など、とにかく多くの添付書類が必要です。
子供がまだ就職していない40代男性も多いですね。扶養家族が5人とかいる人がいます。つまり、その家族にとって大黒柱であるように思える男性なのに退職する人が多いんです。
これは、私の顧問先様を退職する訳ではなく、逆に採用されてくる人に多く感じます。幸いですが、そのような男性が顧問先様を退職する例はほとんどありません。ですから、そのような経歴の人がなぜ前職を退職したのかは私には分からないのです。何かのトラブルや家庭の事情などあったのかも知れません。しかし、雇用保険の履歴でも解雇などでもないんですね。
稀なケースで、特別のコネクションによる採用ではトラブルになることがありますが、普通に問題のない履歴書の人はそんなこともなく立派な戦力として期待されています。
逆に、なんでその人を退職させてしまったのか、前職の労務管理がどうであったのか知りたいとさえ思います。