こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
当事務所には報酬規程があり、顧問先様の従業員数などに応じて月額報酬を決めています。
内容は10年以上前に勤務していた札幌の事務所のものそのままです。さすがに、当時とはマイナンバーなどセキュリティに掛かるコストなど違いますので、その分お願いすることはしましたが、基本的に当時のままです。
今年は、年初に顧問先様がお店経営を辞めてしまったり、給与計算や労務管理実務に関してあまりに協力してくれない顧問先様には期間満了による契約解除をお願いしたりしましたので、12月までの累計では昨年よりも大きく売り上げは減少しているだろうと思っていましたが、そうでもありませんでした。逆に少し増えています。
助成金とか就業規則とか、特に大きなスポット契約などなかったのに、なんで減っていないのかと思ったら、本年度から、複数の従来からの顧問先様が値上げしてくれたことが思い出されました。さらに、手続きの代行はしない形態でライトな相談のみの顧問契約など、こちらも複数あったので、結果的に減少分よりも大きかったようです。
ではなぜ、値上げしてくれたのか?
考えてみたら、きっかけは様々です。労働保険事務組合を解約して当事務所に一本化してくれた顧問先様、新規法人の設立に伴い役員含み全員の資格得喪を行った顧問先様、労働基準監督署や年金事務所の調査対応を機にこれまでの毎月の顧問報酬を改めて見直して下さり、適正価格にしてくれた顧問先様など。
相談だけのライトな顧問契約でも、あれこれ相談を聞いた後に報酬の話になるのですが、そのときに「まず1年間は、お試し価格で構いませんよ」と本心から申しているのに、「お試しのつもりでない」ということも。
いずれにしても、皆様から当事務所をご評価下さっていることに感謝致します。