こんにちは!酒田の社会保険労務士、村西です。
このところ、ネットで国会中継を見ることができることを知って、仕事中見たり聞いたりしています。普段はラジオのように聞き流しているだけなのですが、本日ふと画面を見てみたら議員たちが何か投票しているようでした。
これで、ちょっと思ったのですが、これは民主的な投票といえるのか?ということ。なぜかといえば、誰がどちらに投票しているか丸見えなのです。名前まで読み上げて。
労働組合のない会社で労使協定を締結するときに労働者の過半数代表者を決めますが、そのときに、こんな投票方法で良いのかと思った訳です。
例えば、特定の上司寄りの労働者が立候補したとします。そして、その信任を問うような場合、他の労働者個々の心の内では反対でも、その上司の見ている前で反対票を入れることは部下としては躊躇するはずですよね。直属の上司の息の掛かった候補者なのであれば、少なくとも賛成しておいた方が無難。だから、そういう圧力が利いてしまうんではないかと思うのです。
国会は、主権者たる国民に、誰がどの立場なのか明らかにする意味だとは思いますが、その国民の大多数はそんな時間帯の国会中継など見ていませんし関心もない。そもそも地上波で放送していないのですから。
お年寄りは関心はあってもわざわざネットで見るなんてあまり考えられないし、民放の夕方以降のニュースにもなるのかどうか。いまはコロナ一色ですから。
なんかコントロールされている気がする。