こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
少し前の話ですが、休日に出掛けた先で直売所のようなお店に入りました。すると子供がアイスが欲しいと言い出したので、売り場から好きなの持って来いと言ったら、手にして来たのが定番のガリガリ君です。多分、50円か60円のはず。
これで買って来いと100円玉を渡しました。そしたら、子供がレジから戻って来て、これじゃ足りないってというのです。
そんな訳はない、消費税を入れても100円でお釣りがくるはずと思い、私もレジに行ってアルバイトらしい店員さんに、間違いではないかと問いました。
すみません、確認して来ますと言い、店員さんは売り場の値札を見に行きましたが、戻って来て、やはり間違いないようですと言うのです。
全然知りませんでしたが、ガリガリ君って今100円なんですね。消費税入れたら確かに足りませんね。想像もしていませんでした。いつの間にそんな価格に・・・。妻にも聞きました。やはり、ガリガリ君が100円な訳ないと言うのですが、でも現実にそうなのです。
自分が時代から取り残されているというか、相場認識のギャップに驚きました。実は、会社員時代に私はコンビニで毎日ガリガリ君を買っていました。同僚からは「お前、店員からガリガリ君って呼ばれてるぜ、きっと。」と言われるほど買っていました。しかしそれはもう15年以上前の話。確かに一昔前の記憶です。
そうか、人間はこうして歳を取っていくのかと思いました。そう言えば、あのときの直売所の店員さん、「おじさんが何か文句付けてきてる」という表情だったような気もしてきました。
コンビニではチロルチョコは今20円で売られています。これも子供を通じて知りました。私が知る限り10円だったので倍の値段ですよ。その値段に消費税。
最低賃金も最近著しく上昇していると思っていましたが、この物価上昇から見れば実質賃金は下がっていることが実感できました。