こんにちは!酒田の社会保険労務士、村西です。
先日、当事務所で使用している労務管理システムで原因不明の不具合がありました。
社会保険料の月額変更の判断基準がおかしくなっていて、該当しないのに該当と判断されていたりする不具合だったのですが、これ自体はそんなに困ったことではありません。自分で判断すれば済むからです。
それよりも、使い方、特にデータ入力方法や入力箇所が間違っていたら困るので、ユーザー側としてそのような間違いを犯していないか確認が必要でした。なので、メーカーにその症状をメールしたところ、いくつか確認個所を教えてくれました。しかし、そのどれを確認しても正しく入力されており、原因は見つかりません。
そこで、入力状況をPDFにして再度メールしたところ、入力データ自体を送信して欲しいといわれ、顧問先様にお断りの上メーカーに送りました。これでようやく原因がわかりました。
メーカーさんはこれをシステムの不具合だといい、その後修正プログラムを送ってくれましたが、私としては私自身の入力ミスだと思っています。違う人に同じ社員番号を付けていたのです。これ、過去に何度かやらかしていたミステイクです。
そのミステイクはどこかで不具合に繋がると経験からわかっているので、個人情報入力の際は既存又は退職した従業員と社員番号が重ならないように番号順に並び替えをして、確認してから最後の社員番号の次に来るように工夫して気を付けているつもりでした。それなのに、それでもミスは起きるものだと思います(私に限っては)。
昔、労働保険の年度更新って年間の賃金総額の入力を徹夜してでも手作業でしていました。その当時、勤務していた事務所で先輩によく聞かされました。入力は最後に絶対確認すること。必ず間違いがどこかにある。