こんにちは!酒田の社会保険労務士、村西です。
日中、赤信号で信号待ちしていたら、向かいから来る軽自動車がそのまま減速することなく対向車線を通り過ぎていきました。完全な信号無視です。
「まさか、まさか、えー!」と思わず一人で叫んでしまいました。
ドライバーを注視したところ、高齢のおばあさん。
高齢ドライバーの件はこのところよく報道されていますが、高齢になると人間は本当にこうなってしまうのかと改めて思いました。
ながら運転していた訳ではなく、まっすぐ正面を向いていても赤信号が見えず、対向車が停止していることにも気づかない。多分これだけのことなのでしょう。
私なら、信号が青であっても交差点で対向車が停止していたら「何かあったのか?」と気になり減速します。そして信号が青であることを再度確認し、あわせて「何かあるかもしれない!」と状況を確認しながらゆっくり通過します。事故から自分を守るためですから、信号が青であってもそのまま通過するなんて怖くてできません。
今回見た高齢ドライバーは、そんなことをも恐れぬすごい度胸があった訳でもなく、ながら運転等の交通違反をした訳でもなく、信号を守れないほど急いでいた訳でもないでしょう。だから、本人個人に責めるべきことではないような気はします。人間は加齢により誰でもそうなると理解する方が良いと思います。
仮にこれが原因で交通事故が起こったときは、それはどうなんでしょうかね。加齢により運転能力を失ったことは本人ですら自覚できないのだろうと思いますから。
今日の報道で知りましたが、高齢者の免許制度が変更されるらしいですね。詳細は知りませんがそれは良いことなのではないでしょうか。能力喪失を自覚させる内容であれば。
関係法令はよく分からないのですが運転免許って18歳以上の者しか取得できないはずですよね。理由が責任能力なのか身体能力によるのかよくは分かりませんが、少なくとも身体能力があるとすれば、下限年齢があるのと同様に上限年齢があっても仕方ないのではないでしょうか。