こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
労働保険料の申告手続きは建設業の労災一括有期を除きすべて終了しました。一括有期は工事内容など確認のために時間を要するとのことです。
関係ありませんが、先日、鶴岡年金事務所から着信がありました。珍しいなと思いながら出てみると、お詫びの電話だと言い出したのです。
先日の調査でクレーム付けたからかな。一応気にしてんのか。
と思ったらまったく違うことです。
年金事務所では、適用事業所に郵送する書類は、その事業所に登録されている社会保険労務士事務所に送ることになっています。これを「別送」と呼んでいます。
なんとその別送先を間違って関係のない事務所に送ってしまったというのです。間違って事業主に送ってしまったというのならまだしも、まったく関係ない他の事務所に。
しかも、算定基礎に関する書類ということで、これには被保険者の氏名や生年月日、報酬月額などの個人情報が印刷されています。寄りによってこんなものを。
本来、社会的な大問題となる可能性があるのですが、幸いなことにうちは紙を使わない全面電子申請事務所なので、そのような個人情報の印刷物は来ません。来ても使わないので来なくなりました。
これ、アナログ事務所のものを別送間違いしたら大変なことになっていたかも知れません。行政による個人情報の流出です。
誤配を受けたのが善良な社会保険労務士事務所だから、連絡を受けて私へお詫びの電話になったのですが、もう誤配があり得る紙行政はしない方が良いと思います。