こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
先日、助成金の講習を受けていると言いましたが、その中で、助成金のコンサルタントとかで営業をしている会社があるらしいと聞きました。前回はそこで失敗した事案でしたが、その対策で、下請けで本当に社会保険労務士を使う例もあると知りました。
雇用保険料を財源とする雇用関係とか労働条件関係等の助成金は、申請を代理するには社会保険労務士である必要があります。なので、社会保険労務士を下請けで使い申請して利益を得る仕組みらしいのです。
紹介じゃないですよ!社会保険労務士法違反ですよね、そんなのは。
儲けはお互い半分とかであればまだましで、ほぼコンサル会社のものになる。助成金本来の目的を逸脱され、そんなビジネスにされているのは悲しいですね。しかも、それに利用されている社会保険労務士がいるなんて・・・。
企業としては助成金を無理に追えば労働者とのトラブルになります。行政の信頼も低下します。顧問契約でもないスポットであればそれでも構わないという姿勢が信じられません。同じ社会保険労務士として。
不正受給はあり得ない行為ですが、実際はどうでしょうか。そのような業者の下請けになるくらいなら、私なら社会保険労務士を辞めます。
当事務所では、基本、代行料は受給額の30%、最低報酬額は10万円です。それ以外は代行しません。可能な限りのサポートはしますが、それも顧問先様に限ってサービスしています。