こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
我が家は、今年の夏休み一度も海に行きませんでした。海水浴もしていません。
例年は毎週のように行っていました。連れて行くと子供が大喜び。ところが、その子供が海に行きたがらないのです。親だけで行っても仕方ないので結局行きませんでした。
今年はコロナで海水浴場の開設が中止になったと聞きますが、子供が行きたがらないのは、それと全然関係のない理由です。
初夏の頃、子供を連れて近所の浜辺に魚釣りに行きました。本当はキスを釣りたかったのですが、釣れてきたのはオニダルマオコゼ。魚類一強毒を持つ危険生物らしいです。なぜそんな奴がここに!
私はそんな魚知りませんでしたが、子供が普段見ている危険生物図鑑の類では有名だそうです。当然子供はその姿を知っていました。
沖縄辺りに生息するらしく、ダイビングするような人は特に気を付けているそうです。これを踏むとビーチサンダル程度は毒針が貫通して、人が死に至ったケースもあったとか。何とも恐ろしい奴。船か何かに付いて来たのでしょう。
釣れた当初は何だか分からず、後で調べようとタオルで包んで持って帰りました。子供はその当初からヤバい奴と言っていましたが、私には見たことのない珍しい魚。ひょっとしたら旨いのかもしれない。
しかし、ネットで調べるとやはりヤバい奴らしい。唐揚げが旨いらしいのですが、やはり毒があり調理の際の扱いは危ないそうです。子供の図鑑でもヤバい奴代表のような魚だと確認。興奮すると垂直に毒針を出します。
土に埋めてしまおうかとも思いましたが、しばらく観察した後、処分を市役所や関係機関に相談してみました。そうしたところ、特に指定生物ではないため元の場所に帰しても構わないとのこと。なので、元の場所にバケツで持って行って帰しました。
これを見た子供は、あんな奴が足元にいるかも知れないから海には入りたくないと言い出し、海水浴はなくなりました。その代わりに、庭のおうちプールで遊んで大満足ですけど水道代が高い。