こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
仕事しながらテレビで国会中継を流し聞きしていたら、雇用調整助成金の要件緩和措置に関する質疑が聞こえてきました。このところ厚生労働省もこまめに情報をアップデートしていますので、私としても必要に応じてその内容を顧問先様に通知しています。
この助成金はかなり前から存在するのですが、実務で扱うとすれば私の記憶では遠い昔のものしかありません。最後に扱ったときからもう10年くらい経過しており、もはや労務管理システムからも対応するプログラムは削除されています。
今のところ、顧問先様で今回のコロナの影響による極端な雇用や業績の悪化は聞きません。東日本大震災のときも使うところはありませんでした。
とはいえ、そのときに備え、今回は今からできる限りの情報を集めておこうと思います。まず国会ですが、新卒者の内定取り消し防止のための緩和措置なんかも検討するとの声もありました。
この助成金が想定する事態をはるかに超えた話になっているようです。
もう、10年前の知識や経験は役に立ちません。1か月前の情報すらも過去のもの。
あの当時は中小企業緊急雇用安定助成金といっていたし、その前から存在した雇用調整助成金に統合されて消滅した経緯だったような気がします。
その後、最近まで緩やかに景気回復とか聞いていたので、当時の記憶はもう希薄。
おそらく、プログラムもシステムも復活して対応できるようになると思うのですが、それにはやはり時間は掛かります。
私はこれに遅れることなく対応できるように準備しないと。