もう何年も前ですが、このブログで、ある父親が自身の子供を放置して帰宅せず、兄弟が自宅で餓死したという事件のコメントしたことがありました。当時の私にも同じくらいの年齢の息子がおり、とてつもないショックを受けて言葉にならないことを書いた記憶があります。私の息子は、本日元気に10歳の誕生日を迎えました。
子供の死、同様のことがまた起こりましたね。また息子と同じ年齢の子供です。しかも、今回は父親自身が虐待した上に殺害したと報道で見ました。どうしたのだ?この父親は。
今回は児童相談所とか学校とか行政の判断ミスというか、何だかそちらの話になっているようですが、私としては、父親自身が「人間」という種が、なぜこういことができ得るのかを知りたいです。
10歳まで育ててきた我が子にこんなことをするとは、地球に住む文明社会の「人間」では有り得ないと思うし、私にはその精神構造は0.1%も理解できません。完全に100%解りません。その親は薬物か何かによって人工的に脳に、人間として必要な何か重大な機能に障害が生じていないかと思います。そのくらい理解できません。私には人生経験がないからだと言われればそうかもしれません。
それにしても、今回も言葉を失うほど、なんとかわいそうな子供か。「大人」とは「親」とは何ですか?「命」とは何ですか?
我が子は毎日、楽しく学校で過ごしています。今日の給食が何だったか、おいしいのは何だったか、お代わりしたのか、休み時間は誰と遊んだのか聞いて話しています。当たり前だと思っていました。宿題や、やるべきことをやっていないときはあれこれありますが。
成人しているその親を育てた、さらに親の責任はないのが法律の立場ですが、暴力は暴力を拡大する。歴史上か何か知りませんが、どこかから繋がっている気がします。平成も終わることだし、躾と暴力の混同。もうそれはいい加減に止めてくれませんか。