こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
久々にまとまった雨になっていますが、これがいつになったら止むのか心配しています。というのも、明日は稲刈りの予定だからです。
なんだか、田んぼに行くときは雨が降ったり寒かったり、あまりコンディションに恵まれないことが多いように感じます。今回もまたか。前回は田植えをしたときは珍しく天気が良かったのに。
今回田んぼに行くのはもう一つ目的があります。田植えの日に田んぼから連れてきたカエル達を元の田んぼに帰すのです。
昨年は夏休みの最終日に水分補給を怠り死なせてしまいました。新学期初日の朝、子供が大泣きしながらお墓を作り、雨の中登校して行ったことを思い出します。辛かったですね。そのお墓はまだそこにあります。
この反省から、今年はより手厚く保護してきました。休日も平日も関係なく毎日庭で虫を捕まえて与えました。水を切らさないようにペットボトルで毎日補給。真夏の炎天下の中、庭に虫が見つからないときは「そこまでする大人どこにいる?」と思いつつも、わざわざ車で夏休み中の子供を連れて河川敷にバッタやコウロギ、クモを捕まえに行きました。
今年は2匹田んぼから連れてきて、なぜか途中から1匹増えたので3匹育てました。皆元気そのもので、ゲロゲロと鳴声を上げています。今年はカエルを飼い始めて最もうまくいったと思います。
そのカエル達が、明日我が家から田んぼに帰る。しゃれのようになってしまいますが、気持ち的には寂しいですね。5月の田植えといえば、酒田祭の前から我が家に当然のようにいた訳ですから。
都市生活の人は、虫とかカエルとか気持ち悪いし、よくそんなことするな! と思うでしょう。
農村生活の人は、田んぼのカエルなんか連れて行って何が楽しいのか? と思うでしょう。
しかし、子供が喜ぶんですよ。うちの子だけかもしれませんが、そういうことに強い興味があるのです。学校の成績は良くないが、命の大切さやこれに対する興味を失って欲しくない。これも教育だと思っています。
そう思っていましたが、当人は今日の大雨で学校から早く帰って来て友達と通信のゲームをしていました。なんかしゃべっているなと思ったらヘッドホンとマイクで通信ゲーム。
カエル達は明日帰るんだけど・・・