こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
月末近くになると、各顧問先様のその月の賃金支払い状況が続々と集まります。20日締めの賃金と勤怠のデータがそろそろ出揃う頃です。
毎年10月は、9月から適用になる標準報酬等級で社会保険料を控除する最初の月です。
毎年、4月~6月の賃金総額の1か月平均で決定された等級が正しく反映されているか、これをチェックしなければいけないのが10月なんですね。だから今週はちょっとこれで忙しくなりそう。やはり、今年は残業減による等級の低下が多いですね。地域の4~6月の状況がよく分かります。
これに対して、現在の徐々に冬に向かって行くこの季節にしては、顧問先様やその従業員数は増える傾向です。今年は、標準報酬は上がっていないのに、現在、全体的にはさほど退職が多くなく、これに対して採用は多い印象です。
全体的には明らかに4月~6月の我慢の結果が目に見える訳ですが、業種的には繁忙期がこれからという顧問先様がありますから、来年のことが分からないです。昨年の10月には誰も分からなかった今ですから。