こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
先日、とある和菓子屋さんに子供の好きなお菓子を買いに行きました。そこの銘物商品というのがあって、いつもそれを買いに子供とドライブがてら行って、買って帰ります。
大変人気なので、狭いお客様駐車場はいつも車で一杯です。そして、ひっきりなしに我が家のような親子が車から降りてきます。
しかし、今回は車が一台もなく、ラッキー!と思った反面、なにか異変を感じました。この時間にこのお店の来客がこんなに少ないのはなぜだろう。
とりあえず入店してみたのですが、いつもの商品がありません。作り立ての場合はまだ温かい状態で最高に美味しいらしいのですが、すぐに売れ切れてしまうみたいです。
売り切れか・・・と思ったのですが奥に張り紙が。その商品の製造販売は終了しましたと書いてあったのです。
衝撃です。たぶん、そのお店のお客さんは、ほとんどその商品を求めて来店していたのではと思うからです。だから駐車場がガラガラだったのか。私の前に入店したお客もすぐに出てきたのはそのせいか。
実はその商品、売り切れ御免の割にすごく安いのです。
1つ100円かそこらだった気がします。これもあって大人気だったのかは分かりませんが、そんなこと関係なく我が家ではその商品が好きでした。倍に値上げされたって買い続けるでしょう。
お店の方に、なぜ終了したか聞いてみました。すると、製造する機械が壊れたからだそうです。
修理すれば・・・と思うのですが、今からそんな設備投資はできないということなのだろうと思いました。ならばその商品の値上げでコスト回収できないか? そもそもコストに見合った値上げを順次してきても良かったのではないか。セット販売にするとかでも良かったのではないかな。
買う側からすれば、100円が200円になったところで、そこでしか買えないのだから買います。これによって我が家の食費が倍になる訳ではないのですから。そもそも、販売価格が安すぎたのでしょう。充分な利益が出ていればやめる必要がありません。
承継者がいないなど、私としてはそのお店の懐事情など分かりませんのでなんともいえませんが、もう近々閉店するつもりなのかなと思い、とても残念です。