こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
書類に何か手書きをするということはほぼないのですが、唯一これが必要なのが特別徴収住民税の納付書です。
5月頃の初めに届いた納付書には毎月の納付額が印字されていますが、大抵の場合はそのまま最後までは使えません。その時点ですでに退職した従業員の額が含まれていたり、途中で退職した従業員がいた場合など、コロコロと自治体ごとの納付額が変わるからです。
だから、印字された納付額を横線で抹消して、正しい納付額を下のマスに書き入れるのです。これが毎月です。
手書きに慣れていない私にとっては、たったこれだけでもそこそこ負担なのです。給与計算後に画面を見て書くのですが、数字の書き間違いや、書き入れるマスの間違いを結構やらかすのです。
しかも、ボールペンのインクの乗りが悪くきれいに書けない。そもそも字の汚い私の特徴を最大限表してしまっています。恥ずかしい。年一度の労働保険料の納付書も手書きしない方法にしたのに。
酒田市ではそうなのですが、他県の自治体は変更の都度、通知書だけでなく納付書も印字し直して差し替えを送って来てくれるところもあります。
人口が少ないからできるということもあるでしょうが、これ、給与担当者からすると大変助かるサービスだと思います。
そもそも印字すらしない自治体が大半かと思いますが、酒田市にこの納付書差し替えサービスを求めたことがあります。
市役所なんて社会保険労務士としては業務上の接点はほぼ皆無なので、「面倒くさい市民が何か言ってきた」と扱われるかと思いきや、意外にも例外的に対応してくれるとのこと。ただ、依頼があれば常にできることではないですよと。
頼んでみるもんだな。