こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
先日のNHK日曜討論を観ていたら、雇用調整助成金について議論されていました。
社会保険労務士の先生方の協力を云々と政治家がいっていましたが、まさしく私も顧問先様への情報提供に追われています。先週、また支給要領が更新されました。要件緩和は良いのですが頻度が多すぎる。
今日もその情報提供を顧問先様に対して行ったのですが、逆に現場からの情報を頂くことも多いです。これを別の事業主の皆様へフィードバックすることで、手続きそのものを代行しなくてもお役に立っていると感じています。すべて無料でしています。
大本の助成金情報について、私自身は無料で情報を得ている訳ではありませんが、この際仕方ありません。その代わりに、現場からのフィードバックがあり、それを他にも提供できる利益が生まれます。
社会保険労務士にとって助成金バブルなどといわれていた時代もあり、手数料収入で大儲けした先生方も多数いたと聞きます。
確かに、瞬間的に需要の高い助成金を何社か代行すれば、コツをつかんで量産的に稼げることは魅力です。依頼主1件に何百万と振り込まれる額の一定割合を請求するのですから。
今こそバブルといえそうですが、今はそれとは違うと思うのです。
ビジネスとしては賢いとは思いませんが、今持っている情報は顧問先様に有益なものであれば無料で提供します。代行はしませんが手数料も請求しません。自社で申請できるようにサポートします。
代行手数料の価値低下になっても今は仕方ありません。
ネットでも手続きが煩雑で分からないといわれているようです。労基法や労働保険の仕組みとか専門知識がないと難解な助成金であることには変わりありませんから。