こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
顧問先様によっては労働保険料の申告の前に前年度の確定額が知りたいとのことで、先に計算を始めています。
私のような個人開業の社会保険労務士事務所としては、計算基礎となる扱いが億単位となるのはこのときくらいです。
顧問先様が建設関係なら、請負金額に労務比率を掛けて賃金総額を算出して、それに基準料率を掛けて保険料額(メリット料率のときはそれ)を算出します。
それ以外は賃金総額一本で計算します。対象外の手当の判断もしますが、基本的には非常にシンプルです。
「労働保険年度更新」と呼ばれる事務作業なのですが、扱うのは当然ですがお金です。マネー。だから数字の入力と計算が主な作業となります。
人の感情の介入がない分野です。数字のように明確に確実な線を引けないような「労務相談」を受けている身としては非常に答えの出しやすい分野です。計算結果がすべてなので。
数字の力ってすごいなと感じるのですが、先日寝る前にふと思いました。
数字というのは自然界にない概念だと思うのです。時間、価値や量、その他すべての基準ですよね。これを思いついた人類はすごい。