こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
先日申請した傷病手当金の申請書が本日返戻されてきました。
記載内容に不備があるとそうなるのですが、なんでかな?と思いつつ通知書を見てみました。
そしてその理由を確認すると「マイナンバーを二重線で抹消して訂正印を押して再提出してください。」とのこと。そういえば、被保険者本人が書いて出してきたなと思い出しました。
保険証記載の番号を記載すればマイナンバーは不要なのですが、本人が書いてしまっていたのです。そして、マイナンバーを書いた場合は必ず本人確認の書類も添付することになっています。なので、私は本人の運転免許証のコピーをもらって添付しました。
めんどくさいそんな手間は誰にとっても単なる無駄であって時間の浪費です。
マイナンバーの記載書類は扱いが面倒なので、できれば書いてほしくないのですが、そのような書類を受け取った場合は、私は番号部分だけカッターで切り取って保管しています。
今回は提出前の書類に保険証記載の番号とマイナンバーの両方が記載されてしまいましたが、本人確認書類を同封したうえで、協会けんぽとして不要であればマイナンバーと本人確認書類は「取得・利用なし廃棄」と記録し(これも単なる浪費)、見なければ良いと考えましたので、その状態で提出しました。申請書類に「両方記載するな」とはなっていないからです。
ところが、わざわざ返戻してきて(これも単なる浪費)この扱いです。しかも本人の訂正印まで押せという。
私もそうですが、マイナンバーは扱った責任が生じ、できるだけ扱いたくないのは分かります。書類の移動や保管など扱いが面倒ですからね。でも、二重線で抹消しても訂正印を押しても記載されたマイナンバーは目視で見えますよね。郵送による返戻や再提出(これも単なる浪費)は余計にリスクもあり意味があるのか?
責任逃れしたければ、協会けんぽもいい加減電子申請に対応してくれれば良いのにね。
その前に、マイナンバー制度自体が、どれだけ国民に利益があるのか疑問です。
マイナンバーカード自体が健康保険証の代わりになるような話もありますのでこの影響かとは思いますが、なおさらこのご時世紙に書いて郵送しかないって、その方がリスクあるように思えるのですが。