こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
先日スーパーに買い物に行ったら芋煮の材料がまとめて売られていました。
売り場には庄内バージョンと内陸バージョンの各材料がガイド的に書いてあったのですが、私は断然庄内派です。山形市で内陸バージョンも味わったことがあるのですが、やはりちょっとこれは違うと思いました。
それ以外で味わったことがないので、たまには家庭で内陸のも試してみようかと思いましたが、結局庄内のを買って帰りました。
相当前のことですが、支部間の交流会か何かで山形支部の先生と話をした際、庄内の芋煮は味噌味なのであまり好きでないと言っていたことを思い出します。理由は、味噌はお味噌汁の味だからだそうです。
それ、私も実はそう思っています。味噌はお味噌汁の材料なので、味噌味というとどうしてもその思い込みがあります。だから味噌ラーメンか醤油ラーメンかどちらかを選ぶとすると醤油ラーメンということになります。お味噌汁に麵は入れないだろといった感覚なのです。
同様に、鍋料理に醤油はあっても味噌はないだろというのも分かります。分かるのですが、私にとっては芋煮だけはそれがありなのです。自分でもなぜか分からないのですが、芋煮だけは醤油より味噌なのです。
庄内人だからというのは当然ですが、さほど古くからの庄内文化で育った家庭環境ではありませんでした。うちは九州と関西からの移住だし妻は北海道。私自身も大学から帰郷までずっと県外でした。帰郷も30歳過ぎですからね。
焼肉では豚肉か牛肉か選ぶとすると断然牛肉なのに、なぜか芋煮だけは牛より豚でないと満足しません。なぜだろ、味噌より醤油派だし豚肉より牛肉派なのに。
他県や他地方との比較で偏った味覚ではないと思うのですが、芋煮に限っては庄内バージョンなんですね。