こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
久しぶりに年金事務所の適用調査を受けてきました。
私からすると、これってものすごく嫌な調査なんです。2年分の従業員全員の出勤簿や賃金台帳、社会保険関係の決定通知等の書類を持参するように求められるからです。
そんなもん電子処理してるからいちいち紙に印刷なんかしてねーよ。でも紙で持って来いってことなんで嫌なんです。しかもわざわざそれだけのためにそれ持って、鶴岡まで対面のために来いと。
どうにかならんかねと思っていたら、後ろのブースでどこかのおばさんが同じく調査を受けていて、算定の間違い、月額変更の漏れ、その他いろいろと指摘を受けていました。
まあ、いろいろ間違いがあるんだな。この場合、その場で書類を書かされているみたいです。「ここは3か月平均の金額でこう書いてください。いや違います。」とか職員の方も何度も申請用紙を取りに行っていました。これ疲れるだろうな。
よくまあ、その事業所さんはこの人にこのことを任しているな。基本から何もできていないじゃん。しかも、書類の差し替えのたびに書いてある事業所名がバレている。どこの事業所なんだと思って聞いていましたから思わず見てしまいました。
間違いなく顧問社会保険労務士がいないんだろ。職員との会話だけで分かる。
辛いね、年金事務所職員の皆さん。年金受給者だけでなくこういうおばさんが来所者のメインなのでしょうか。職員は皆若いのに。
私の調査が終了して「質問や何か言いたいことはありますか?」と聞かれましたが「厚労省の電子申請利用しまくりですが、オンライン調査は当分難しそうですね。」