こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
夕方のTVでちょっとすごいニュースを知りました。盛岡で10歳未満の児童が車を運転し、追突事故を起こしたというものです。
児童ということは小学生ですよね。どういうことなのか、信じられないです。
うちも、ちょうど先日、車を車検に出した際、車屋さんが置いて行った代車がありました。うちの子供も学校から帰ってきた際、普段そこにない代車を見てすごい興味を持っていたのです。
これって〇〇ってやつ? すごい広ーい! と大興奮。荷台に寝てみたり、運転席に座ってみたりしていました。普通の商業用の軽ワゴンだったのですが、そのときに感じた違和感を思い出します。
運転席に座った際、アクセルにギリギリ足が届き、これ踏んで良い? と聞いて来たのです。
鍵も差していないので心配はなかったのですが、子供が運転席にいる違和感は忘れないですね。
その代車と違い、うちの車は鍵を差すタイプではないのでダメって言いました。ワンタッチでエンジンスタートしてしまうので、その行為に危険はあります。
昔と違い、今の車は操作が異常に簡単です。安全装置の義務化などといっても、なんだかんだ今の方が危険だと思います。人が行う操作の大半が省略されているのだから。
映像で見る限り、今回はそんなに新しい車種でもないようですが、それでもこんなことが起きてしまう。
車は走る凶器だと昔から言われていますが、その度合いは今の方が高いと思います。
これ、もっと報道した方が良いと思いますね。
児童の親は、子の保護者として、車の所有者としての責任を重ねて負うことになると思います。しかも自動車保険金は下りないでしょう。他にこんなときに対応する保険なんてあるのかな。
車の運転は現実の社会で責任を取らなければならない危険行為。高齢者や子供のしたことなので仕方がないということはない・・・と思うのですが、その辺の法律の詳細は知りません。
被害者でない当事者って誰になるのだろう・・・私としては稀に見るショッキングなニュースでした。