「私たち」ではなく「私」と言い切る責任感

2020年9月3日

こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。

この仕事をして、ある時点から「私たち」というのは、自身に責任と当事者意識の希薄な人が使う言葉なのではないかと思うようになりました。自身が決定権のある組織の長であれば「私の方で」とか「こちらで」と言うべきではないでしょうか。

政治家の方の発言でも非常に気になりだしています。「私が」と滅多に言わないんですよ。

これは、とある顧問先様を担当することになってからそう感じるようになりました。

その顧問先様とは今はお付き合いはありません。会社によりその方自身を責任者として指定されているので、私としてはそう思い接したいのですが、相手はいつも「私たち」と言うのです。

「私」と言って欲しい。つまりあなたが責任者なのだから、あなた自身が一部でなく全部の当事者ですよ。これを「たち」とつけて責任を回避したいとか分散したいと思っているのだと感じたのです。毎回そうでした。

労務管理は直接部門でもなく、仕事の多くが事後対応か予測の報告です。しかし、解雇など喫緊の経営判断を仰ぐ必要がある場合もあります。「この状況ですがどうしますか?」と。

そのときに、決定権のない責任者は本当の責任者ではないと思うのです。決定権がないのなら責任もないじゃないですか。

増してや、間接部門の専任者を置かず、直接部門の誰かを兼任させるている場合、私としては非常に不安なのです。当事者なのに「今忙しいので・・・」とか言われることも。正気?

直接経営者に話していいものか。それとも一応、責任者と指定されているようなので、その方を通して連絡した方がいいのか。後者の場合、正しく伝わらないことが多い。「私たち」のことなので。これはかなりストレス。

あなた、会社が指定した責任者なのにそれでいいのですか。立ち位置大丈夫ですか?

これ、誤解を恐れずというか、私の経験不足で誤解だと思います。というのも、女性しかその傾向は知りません。

この顧問先様はデジタル経営に舵を切ったそうで、今はそれはないと思いますが、そのタイミングで契約終了となりました。お互いストレスが消滅し良かったと思います。

 

 

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