農家のIT化は農家にとって得なのか?

2019年11月6日

こんにちは!酒田の社会保険労務士、村西です。

朝の番組で、放牧された牛をどこかに誘導するのにドローンを使っている農家があって、そのドローンから撮った動画がSNSで話題になっていると報道していました。

こんな分野でもIT が活用されていて、人力でやっていたのに比べて時間が半分になったとか、さらに搾乳も機械によって完全自動化されており、その効率効果がすごくて自治体と大手企業が協力して研究を進めているとかなんとか、そんな内容だったと思います。あまりよく見ていなかったので、そのくらいしか覚えていませんが。

ただ、そのあとのコメンテーターの発言にはショックを受けました。ここは覚えています。

「これが進んでいけば、最終的に放牧自体が必要無くなるよね。」

確かに! と思いました。

そうなるかどうかなんてもちろん分かりませんが、人がそれをしなくても結果が得られる方法があればそれで良い訳なので、そのためにITとか関連のテクノロジーの活用によってそれが実現できれば理想的ですよね。

しかし、それがですよ、なんでも人工的に代替できてしまうほど発展すればこうなるかもしれませんよね。

その農家が放牧によって牛乳を生産しているとすれば、農家はこのドローンのように放牧の仕方を人力ではない方法にを変えます。「放牧」することが目的なので。

次に、この先の牛乳生産は放牧以外に方法はないかと考えます。目的は「牛乳生産」なので。

その方法によって生産された牛乳の需要先は乳業製品の食品メーカーとか外食産業かもしれません。

次にそれらの業界が考えるのは、必要とする生産物の品質を提供する原材料は「牛乳」しかないのか考えます。目的は「販売利益」なので。

最終的に、消費者が求める「食感」とか「成分」の内容がほぼ同じ物が提供されれば、消費者は安いものを選択します。目的は「消費効率」なので。

極端に、その農家が生産する生産物とほぼ変わらぬ製品がITによって人工的に作られれば「放牧」 なんてその過程からまず省略されるだろうね、といことだったのでしょう。

食感と栄養成分が一般人には分からないほどのものは作れるのかもしれませんが、私なら、人工的に製造された肉とか乳製品なんて買いませんけどね。絶対に。

でも、農家自身によるIT化はその流れの一歩なのかもという風に思いました。

 

 

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