こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
18歳以下の子供1人に10万円給付と報道がありますが、これの目的は何なんでしょうね。貧困家庭の子育て支援なのでしょうか。
うちの近所に、何人いるんだってくらい兄弟の多い家庭がありますが、とても貧困には見えません。母さんは専業主婦っぽいし。むしろ所得制限でもらえないのではないか。また、別の近所の家庭では確実にもらえないだろうと思われる家もあります。あとは子供が独立した家ですね。
うちの子供の友達関係を聞いても「休日の昼ごはんがコンビニ弁当なんだって」とか言っていましたが、それはむしろ贅沢じゃないですか。私なんか、カップラーメンか昼なしですよ。子供には無理して好きなもん食わしていますが。
私自身は、大学時代一人暮らしで、自炊した塩おにぎりにお茶で空腹を満たす。たまに海苔なんか巻いたら贅沢した気分。だから、未だに具の入ったコンビニおにぎりなんて贅沢の極みです。なので、18歳まで経済的にも親に守られていた方が余程生活豊かでしたよ。
都会ではそんなに生活に困っている家庭が多いのでしょうか。それとも外食は控える、旅行は控える、贅沢しないことが貧困なのでしょうか。
私にはその10万円の意味が分かりません。
貧困を超えた生活困難者に税金を分配したいのであれば「18歳以下の子供に」ではない気がします。未来への投資みたいな話も聞きますが、それを払うのは未来の納税者である今の子供ですよね。
たった一度キリ10万円を親に支給したところで、貧困対策にも、少子化対策にも、未来への投資にもならないと素人でも思うのですが。しかも所得制限があるうえに子の年齢や家庭環境による地域住民の分断を生む。
この話はどこから来たんだろう。