こんにちは! 酒田の社会保険労務士 村西です。
特定社会保険労務士ってなんだ? と思われるでしょう。
私もよくはわかりませんが、裁判外で「あっせん」という労使紛争を解決するための制度があって、ここで当事者を代理できる社会保険労務士になるための試験です(もし、違っていたら訂正します。)。
行政機関に対する労働関係の相談があまりにも多くなっているようなので、このような制度が設けられたと聞いています。ですから、裁判と違って言いっ放しではなく、あくまで当事者の合意を図る訳です。
実は、私今年3回目です。
さて、この試験を受けるためには社会保険労務士であることはもちろん、数十時間の研修を受けなければなりません。実は、私は平成23年にこの研修を受けました。
普通は、研修の最後に試験があるので、ここで合格する訳ですが、私の場合、不合格でした。
というのも、完全に舐めていたので全く準備しておらず、研修があるのだから、これを受ければ通るだろうと考えていた訳です。
1点足りず不合格。 書けば通るって嘘?
昔、小学校の時に400字詰めの原稿用紙に作文書いたことありますよね?
今、書けます? ボールペンで。
私は特に、加えて漢字が書けません・・・。
つまり、書けないのです。あくまで私の感想ですが、実務ではなく、練習が効くようです。
2年目です。
昨年の今時期ですが、このときは、一応ボールペンの使い方を練習しました。ます目に訂正用の余白を残して小さく書く練習です。
私は、非常にメンタルが弱く、興奮したり緊張すると、落ち着いて字が書けなくなります。
思い起こせば昨年の11月は、妻と子が、妻の実家の札幌に帰郷しており、私は事務所と自宅の往復生活。自宅に帰っても誰もおらず、寂しいから夜遅くまで意味なく事務所にいました。
試験の日は一人で南ジャスコからバスで仙台へ。到着地から会場までタクシーで向かいました。
会場に着くと、皆何か真剣に見ています。特定社会保険労務士試験に特化した対策テキストです。
そんなのあったの? 8万5千円もする研修のテキストでなく、そっち?
給与計算の時期だったので、その年の受験自体迷いましたが、前年の研修内容を一応見直したうえで臨みました。
顧問先の給与計算を中断して来たこと、家族にしばらく会っていないこと、直前に勉強方法が間違っていたことを知ったこと、もう冷静ではいられません。
また、漢字の練習も必要でした。
また書けない罠に掛かりました。
問われたテーマが簡単なものであっただけに残念です。
さて、今年は?
今年は、家族がいます。仙台まで一緒に行って、ついでに白石市まで旅行してきました。昨年の受験と全然気持が違います。家族が一緒にいることがこうも違うのかと実感しました。
試験会場の張りつめた空気の中、結構緊張はしましたが、初めて落ち着いてこの試験を受験できました。
今年は行けそうか?